オーガニックフェスタinいわて
開催趣意書
環境保全農漁業生産者、エコロジーライフ提案者、グリーン消費者が集い、自然と調和したライフスタイルを体現するお祭り「オーガニックフェスタ」。岩手県内各地を巡回し開催するこのフェスタは本年度、雫石町「世界アルペン記念公園」にて開催いたします。
オーガニックとは・・・
日本語では「有機農業」として訳される言葉ですが、私たちの提唱するオーガニックとは、無農薬・無化学肥料という狭い意味でなく、自然と人がつながり万物が循環する世界という広い概念を持ち、そんな社会を構築することを目指して、このオーガニックフェスタを開催しています。
日本のオーガニックの現状・・・
日本の有機JAS認証制度は20年を超え、国の有機農業推進法により供給体制の整備が進められつつあります。また、国の『みどりの食料システム戦略』が発表され、有機農業への関心も高まっています。そんな中、各地の農業が抱える高齢化、農地荒廃、低所得、人材不足などの問題を打開する糸口としても、環境保全型農業としてのオーガニックは注目を集めています。
生産現場の枠を超えた運動へ・・・
新規就農希望者の9割以上が有機農業に関心を持ち、オリンピックを機に安定的な収入を確保できる流通も現在整備されつつある中で、消費者の環境意識や食へのこだわりなど、まちがいなく『オーガニック』へのニーズは高まりつつあります。そして、東日本大震災以降、エネルギー問題を含め、私たちのライフスタイルが問われる中で、自然と調和した生活に向けて人々の意識も大きく変わろうとしています。
この「オーガニックフェスタinいわて」は、自然との調和を目指す人々が集い、語り合い、つながることを願い開催するものです。
このフェスタを通じて、次の事を提案します・・・
● 生産者と消費者の枠を超えたゆるやかなネットワークづくり。
● 生産者と消費者が直接出会え、楽しく学び合う場の共有。
● 生産者と消費者が共に、有機循環社会にむけて新たなビジョンを創造する。
● 人と自然とが調和した社会を実現するためのしなやかな活動の場。
● 衣食住だけでなく、学び、遊び、医療や福祉ともつながる生産のあり方を模索する。
以上、簡単ですが、「オーガニックフェスタinいわて2022」の開催趣旨です。どうぞご理解いただき、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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■オーガニックフェスタinいわて実行委員会事務局
020-0822 盛岡市茶畑2−11−20 岩手県有機農業連絡協議会内(担当/日野)
電話 090-3230-1439FAX 050-3737-4811
mail info@oraganet.com
2012年10月 オーガニックフェスタinいわて 実行委員会設立
2013年8月31日 オーガニックフェスタinいわて2013 開催
〜9月1日 会場:紫波町紫波オガール
参加団体:68、出展ブース:72、入場者数:10000人超
ゲストスピーカー:タカコナカムラ(料理研究家)
船瀬俊介(環境評論家)
2014年9月6日 オーガニックフェスタinいわて2014 開催
〜7日 会場:紫波町紫波オガール
参加団体:71、出展ブース:75、入場者数:20000人超
ゲストスピーカー:木村秋則(自然農法家)
2015年8月29日 オーガニックフェスタinいわて2015 開催
〜30日 会場:北上市展勝地、みちのく民俗村
参加団体:72、出展ブース:77、入場者数:10000人超
ゲストスピーカー:中島紀一(茨城大学農学部名誉教授)
C.W.ニコル(自然保護活動家)
2016年9月3日 オーガニックフェスタinいわて2016 開催
〜4日 会場:北上市展勝地、みちのく民俗村
参加団体:74、出展ブース:81、入場者数:15000人超
ゲストスピーカー:徳江倫明(フードトラスト代表)
加藤登紀子(歌手・鴨川自然王国理事)
2017年9月9日 オーガニックフェスタinいわて2017
〜10日 会場:八幡平市 焼走り国際交流村
参加団体:約70、出展ブース:80、入場者数:約7000人
ゲストスピーカー:かしわ哲(歌手・福祉活動家)
喜納昌吉(歌手・環境平和活動家)
2018年9月8日 オーガニックフェスタinいわて2018
会場:八幡平市 焼走り国際交流村
参加団体:約65、出展ブース:70、入場者数:約3500人
ゲストスピーカー:片山雄介(醸造研究家)、矢野知徳(環境造園家)
2019年7月14日 オーガニックフェスタinいわて2019
会場:矢巾町 矢幅駅前やはぱーく
参加団体:約55、出展ブース:60、入場者数:約2500人
有機農業技術講座:日野雄策(岩手県有機農業連絡協議会事務局長)
22020年、2021年は新型コロナウイルス対応により休止